【初めての英語】英語は楽しい!

小学生の英語学習のポイント、初めて学ぶ英語への取り組み方は?

小学生の英検受験者数は24万人

英語を勉強する小学生のイメージ

最近小学生が日本英語検定(英検)を受験するケースが非常に増えており、中には、在学中に英検4級や3級を取得する子供もいます。

検定を実施している公益財団法人 日本英語検定協会によると、2015年度の小学生検定志願者数は240,819人と、2011年度より24%増加しています。[注1]

そのせいか、英会話スクールや自宅学習型の教材で、日頃から英語力を高めている小学生も珍しくはありません。

では、小学生が初めて英語を学ぼうとする際のコツや注意点にはどんなことがあるのでしょうか。確認してみましょう。

[注1]公益財団法人 日本英語検定協会:小学生の志願者数が大幅アップ[pdf]

英語教育は「話す」にシフトチェンジ

これまでの英語教育の場合、学生は義務教育期間からその先まで、多くとも10年は英語を学んできました。

しかし、いざ英語で他国の人とコミュニケーションをとろうとすると尻込みしてしまう人が多かったのではないでしょうか。

一方、日本以外のアジア圏の学生の場合、英語を3〜4年学んだレベルでも積極的に他国の方々に話しかけていきます。たとえ会話がたどたどしくとも、臆せずにコミュニケーションを採っている様子がよく見られます。

この差は、日本における従来の英語教育が、正解・不正解で能力を判断する“詰め込み式”だったことに由来すると考えられます。

この問題を解決するため、文部科学省は新学習指導要領を発表。2011年より小学校5、6年生からの英語教育がスタートしています。

また、中・高の英語授業も、ネイテイブの講師による、会話を重視したカリキュラムへと変わっており、より実践的な英語教育が行われています。

さらに、文部科学省は、2020年に小学校3年生からの英語授業を導入し、5、6年生には必修教科として導入する方針を立てています。

一方、民間の英会話スクールに目を向けると、幼児からの英語レッスンを提供するスクールが人気です。脳の発達率の高い幼い時期では、何の苦も無く日本語と英語を同時に覚えてしまうものです。

もちろん小学生になってからでも大丈夫。しっかりとしたレッスンを利用すれば、保護者も自宅で一緒に楽しく学べる教材もたくさん提供されています。

英語上達のカギは楽しく学ぶことにある

小学生の英語上達のカギを握るのは楽しく学ぶということ。

そのため学校、英会話スクールともに趣向を凝らした英語レッスンを導入しています。それぞれの特徴をみてみましょう。

英語でのコミュケーション能力向上が目標—小学校の場合

先述した通り、受験英語一辺倒の授業を改善するのが文部科学省の方針です。

テストで高得点は取れても、実際には英語で話せない学生が大量生産されてしまったという反省を踏まえ、まずは英会話に慣れる事が小学校英語のスタートラインになっています。

文部科学省は「小学校における英語教育の目標と内容」として、ALT(外国語指導助手)や留学生との交流をとおして英語のコミュニケーション能力の向上を図ることを目標に掲げています。

そのため各校、ゲームやインタビュー形式を導入して、生徒が退屈と感じないような授業を行っています。

その成果は、ベネッセ教育総合研究所が2015年3月に小学5、6年生を対象に行った「小学生の英語学習に関する調査」で、71.5%の生徒が「他の教科に比べて英語はおもしろい」と解答していることからもわかります。[注2]

[注2]ベネッセ教育 総合研究所:小学生の英語学習に関する調査[pdf]

アニメや映画を使って英語感覚を磨く—英会話スクールの場合

人気があり実績の高い小児向け英会話スクールの場合、ゲーム形式でのレッスンに加え、子供が好む映画や日本のアニメの英語訳版を教材として使うなど生徒も先生も一緒に楽しく学べる環境が整っています。

まずは、文法、単語の発音が正しいかどうかより、習った単語やセンテンスで言いたい事を話す練習からスタート。

苦手意識が生まれないようにする工夫が凝らされているので、子供たちは「勉強」というプレッシャーから解放されてノビノビと英語を身体に取り込んでいけます。

自宅で英語を勉強する際は、ネットのフリーテキスト(無料教材)の利用にはご用心!

無料教材を見る小学生のイメージ

英語の勉強ができるのは、なにも学校や英会話スクールだけではありません。自宅でも楽しく効果的に英語を勉強できます。

市販の英語教材には、視覚・聴覚的にウキウキ・ワクワクしながらゲーム感覚で学べる教材が多数発売されており、中には、ロールプレイングゲームのキャラクター、映画やドラマの主人公になりきって、楽しく英語表現が学べる教材もあります。

また、YouTubeなどの動画サイトには、フリーで自由に閲覧できる英語レッスン用の動画がたくさんアップされています。

とりわけ『セサミストリート』など、実際に英語圏の子供たちの為に制作された番組は、自宅での英語学習に活用できます。ですが、自宅で英語を勉強するためには、注意すべき点もあります。

教材が授業に即しているのかどうか

無料教材で英語を学習する場合、その教材がこれから始まる小学校の英語授業に則した内容と合っているかどうかを考えなくてはなりません。

例えばフリー動画による英語学習ばかりですと、フランクな英語は身につくかもしれません。ですが、それよりは、市販の小学生向け英語教材を選ぶ方がメリットは大きいです。

有料の英語教材は、文部科学省が掲げる「小学生が英語を身に付けるために必要な要素」を踏まえたカリキュラム内容になっており、将来的に英検1級合格を可能にする学習内容が備わっている点がメリットです。

きちんとした国際マナーに適った英語力を身につけたいならば、実績と信頼のあるメーカーが提供している英語教材を利用するのがベストでしょう。

また、遊びの要素が強すぎる英語教材を選ばない事も肝心。その為にも内容全体をしっかりと見渡しましょう。

導入部で遊びやゲーム、アニメの翻訳などが使われているのは良い事ですが、遊び要素が強すぎると、英語の勉強が二の次になってしまいかねません。実際に親の目で確認して、バランスのとれた教材を選択しましょう。

保護者も一緒に英語に取り組むことが肝心

小学生が英語を勉強する場合、多くの家庭で、親子一緒に勉強にとりかかっています。まずは、勉強時間を20分から30分程度の無理のない範囲で始めてみましょう。

子供は親と一緒に学ぶ事で、安心して英単語が発声でき、覚えたセンテンスを口にし始めます。

そしてどんどんと英語を覚えていき両親よりも上手な発音で英語を喋るなんて日が来るかと思います。

そうなったら「パパ(ママ)よりも上手いじゃないか!」と褒めてあげましょう。褒めることで子供の承認欲求は満たされ、より英語を学ぼうとするはずです。

遊び感覚ではじめた英語が、徐々に子供の得意科目となれば、英検資格習得、TOEICやTOEFLなど国際的な英語検定で高スコアをマークすることもあります。

そうすれば、進学はもちろん、将来的に、世界を股にかける国際人としての活躍も期待機できます。

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