4級

このページでは、小学生が挑む英検4級について調査しています。

小学生が挑む英検4級

英語の学習

英語能力を測る一定の基準として、国内に浸透している英語検定。取得資格として履歴書にも堂々と記載できます。4級は小学生での受験も充分検討できる内容ですが、5級に比べるとより確かな対策を求められます。

【英検4級の概要】

  • レベル…中学2年程度
  • 語彙レベル…1200ワード程度
  • 試験内容…筆記とリスニング、
    スピーキング(級認定には影響しない)
  • 合格率…72%(2013年度)
  • 合格者数…約29万人(2013年度)
  • 小学生の合格者数…約4万人(2013年度)

小学生の4級受験者の、2人に1人は合格できないという状況もあるので、気を引き締める必要はありそう。また、スピーキングはそれ自体に合否判決が出されますが、級認定そのものへの影響はありません。つまり、筆記とリスニングの点数さえ良ければ、合格できます。

具体的な出題内容

英検4級の具体的な出題内容は、以下のようになっています。

内容 出題形式 問題数
文脈に合う適切な語句を補う。 筆記 15問
会話文の空所に適切な文や語句を補う。 筆記 5問
文章の内容に関する質問に答える。 筆記 10問
日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 筆記 5問
会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。
(放送回数2回、補助イラスト付き)
リスニング 10問
会話の内容に関する質問に答える。(放送回数2回) リスニング 10問
短文を聞き、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。
(放送回数2回)
リスニング 10問

4級のレベルは「中学生中級」となっていますが、これは中学入学と同時にゼロから英語学習をスタートした場合が想定されていますので、それ以前から英語学習に励んでいれば、充分に対応できる内容と言えそうです。

勉強のコツ

英検4級で合格するための勉強法を紹介します。

■リスニングについて…
過去問題を多く聞き、その音声に慣れましょう。 試験前の1ヶ月間は、毎日リスニング学習を行うようにして下さい。

■筆記について…
まず過去問題にチャレンジし、正解率が50%以上なら、4級に挑む価値があります(合格ラインは65%以上)。
4級は過去形、未来表現、不定詞や動名詞表現などが出題に盛り込まれてくるので、弱点があれば集中的に補完しておく必要があります。
また単語や熟語についての語彙も、ある程度増やしておくと良いでしょう。

英検4級に期待されていること

英検の4級は「中学生中級」程度、言い換えれば中学2年生までの英語レベルが必要となる試験ですが、ひっかけ問題も少なく比較的素直な問題が多いとされ、しっかり勉強すれば合格が可能だといわれています。

試験自体はリスニングと筆記ですが、中でも「読む」「聞く」「話す」「書く」の分野で合格者に期待されているのは、次の4つです。

  1. 読む…簡単な文章や表示、提示を理解することができる。
  2. 聞く…簡単な文章や指示を理解することができる。
  3. 話す…簡単な文を使って話したり、質問することができる。
  4. 書く…簡単な文やメモを書くことができる。

英語の語彙を増やすことが合格の要

前述した試験内容をご覧になり、受験するにあたって何が重要なのかお気づきになった方も多いと思いのではないでしょうか。そうです、英検4級に合格するために特に大切なのが語彙力です。

単語や熟語の読み方と意味が分からなければ、「文脈に合う適切な語句を補う」ことも「会話文の空所に適切な文や語句を補う」ことも「文章の内容に関する質問に答える」こともできません。つまり語彙力がなければ長文を読み、意味を理解することも、英作文を作ることができないのです。

では、実際にどれくらいの語彙力が必要なのでしょうか。

英検4級に合格するために必要な語彙数は600単語から700単語だといわれており、日常生活の身近な事がらに関する単語や熟語が中心で、中学1年生から2年生の英語の教科書に出てくるレベルです。

語彙力をアップするために必要なのが単語集。単語や熟語を集めた参考書です。過去の問題を解析し集めたものやフルカラーでイラスト入りのものなど、一口に参考書をいっても多彩です。お子さんの好みや使いやすいものを選んであげてください。

語彙力を増やすためにポイントは、3つです。

  1. 1冊の単語集をしっかり覚えること。
  2. 2冊も3冊も必要ありません。1冊をしっかり覚えるようにしましょう。

  3. 毎日1時間は語彙力の習得にあてる。
  4. 単語や熟語や英語を学ぶうえでの基礎。土台作りをしっかり行うことが大切です。

  5. 知らない単語から重点的に覚えていく。
  6. 4級レベルのお子さんの場合、アルファベットに慣れていなかったりスペリングのパターンを呑み込めていないこともあります。見るだけ、読むだけでは覚えられないことも多いでしょう。単語の発音を聞き、自分でも言ってみたうえで、書く練習を重ねる。目、耳、口、手を同時に使うことで語彙力のアップにつながります。

過去問で試験のシミュレーションをしておこう

小学生で4級試験を受験する場合、英語への記憶力と理解力の両方に負担がかかり、覚えるだけで精いっぱいというお子さんも少なくありません。そんなときに役立てたいのが過去問です。

過去問は過去6年間に出題された問題をまとめたもの。傾向を知るにはもってこいのテキストです。が、それだけで使うのはもったいありません。

実際の試験で必要になってくるのが冷静な時間配分です。試験時間内に全て問題を解くことができなかった。本番で慌ててしまった。分からない問題に時間をかけすぎたなど、小学生でなくても失敗することはあります。それを防ぐために最適なのが過去問です。実際の試験と同じ分量の問題を、試験と同じ時間内に解いてみるというトレーニングを繰り返すことで、実際の時間配分や苦手な問題のジャンルを知ることにもつながります。

過去問は4級試験の傾向と対策を知るだけでなく、本番の試験を疑似体験できる格好のテキストなのです。

小学生にとって4級試験の合格は、標準以上の英語力があることを意味し、合格することで大きな自信につながり、より英語を好きになることになり、今後の勉強に弾みがつくことになるでしょう。合格への早道は、お子さんの性格にあった教材やスクールを選ぶことが大切です。

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